2019年9月23日月曜日

星に負けない

───これから先のことはどの程度まで運命づけられているのでしょうか。それは自分の行いや心掛けによってどの程度まで変えられるのでしょうか。

〝なあ、ブルータスよ、
オレたちがうだつが上がらんのは星のせいじゃない。
オレたち自身が悪いのさ〟(シェークスピア)

〝門がいかに狭かろうが
いかなる逆境が運命の巻き物に記されていようと、
私は平気だ。なぜなら
運命の主人公はこの私だからだ。
私が魂の指揮者なのだ〟(W・E・ヘンリー)

 この二つの誌文を引用してからシルバーバーチはこう続けた。
「惑星は物的存在です。それぞれに放射物を出しバイブレーションを発しております。しかしあなた方は物的存在であると同時に霊的存在です。内部には、物的なものから受ける影響のすべてを克服する力を具えております。未来は過去が生んでいきます。自分の行為を思念によって創り出していくのです。大自然の法則についてはすでにお話しました。その一つに因果律があります。・・あなた方の未来も同じです。
過去と現在によって決定されるのです。外部から与えられる罰ではありません。自分でこしらえていくのです。これから先どうなるのだろう───こうした不安の念を抱くということそれ自体が、それを本当に実現させる手助けをしていることになります」
『シルバーバーチの霊訓(4)p87』

自分のホロスコープって困難なアスペクトばかりでがっかりなんだけど、これも全部過去の自分がこしらえたものなの。これまでの自分の行いや思念が悪かった証拠。
でも、未来は変えられる。
これからは積極的で、他人の考えや言動に惑わされないようにするの。
自分の道をひたすら着実に歩むの。
星の影響を受けない強い心を持つの。いや、たとえ受けても心を落ち着かせて、静かに穏やかに背後霊の援助を待つの。

星に振り回されない。
自分の未来は今の自分が決めるのだから。