2019年5月30日木曜日

大変な責任

霊的摂理の存在を知った者の責任の重大性を説いて───
 「地上の同胞の心身の糧となる霊的事実の中継役をする人たちには大変な責任が担わされています。その態度いかんが地上生活において、あるいは霊の世界へ来てから、その責任を問われることになります。『シルバーバーチの霊訓(4)p32』

霊的真理を人に伝えるときって、自分の命より大事なことをしているっていう自覚と責任があるんだ。

大霊と背後霊の信任を受けて、私が使わされてるの分かるから。

霊的真理を精いっぱい私心なくお伝えして、悩みの原因になっている物質的な見方を霊的視野に変えれるようお手伝いする。

上手くいったかなあ・・・・

もし、その人が霊的真理を受け取ることができたら、その人の周辺も巻き込んで、また一つ大きな霊界の拠点が広がる。

2019年5月29日水曜日

霊的交流

・・霊的交流を求める上での心掛けについてのアドバイスを求められて───

精神を受け身の姿勢にし、冷静でいてしかも受容力に富んだ態度を保つ修業が必要です。霊力は、人間の方から命令的に求められる性質のものではありません。秩序正しい段階を踏んで用意を整えてくださらないと、授けることはできないのです。ある一定の必須の条件というものがあるからです。通信回路が正しく開かれていないと、インスピレーションは流れませんし、たとえ流れても、歪められてしまいます。
 何よりも大切なのは、いかなる混乱、いかなる騒ぎの中にあっても、平静さを失わないようになることです。私たちの教えを知識としていくら沢山詰め込んでくださっても、心の平静を保つ修業ができないかぎり、その価値は十分に発揮されないことになります。『シルバーバーチ スピリチュアル・メッセージp222』

必須の条件を満たして、秩序正しい段階を踏んで用意を整えなければ、霊力は流れない。
社会もそうだね。

いくら急患だって、検査とか医療スタッフとか部屋や道具とか、一つ一つ手順を踏んで、ちゃんと準備しないと手術できないもの。
会議だって、内容を精査し、部屋をとって、必要なメンバーに告知しないと開催できないし。

霊的交流するには、地上と同じような入念な準備と資格がいるんだな。


2019年5月27日月曜日

謙虚さ

私はこうした形で私にできる仕事の限界を十分承知しておりますが、同時に自分の力の強さと豊富さに自信をもっております。自分が偉いと思っているというのではありません。私自身はいつも謙虚な気持ちです。本当の意味で謙虚なのです。というのは私自身はただの道具にすぎない──私をこの地上に派遣した神界のスピリット、すべてのエネルギーとインスピレーションを授けてくださる高級霊の道具にすぎないからです。が私はその援助のすべてを得て、思う存分に仕事をさせてもらえる。その意味で私は自信に満ちていると言っているのです。『シルバーバーチの霊訓(2)p28』

霊界や高級霊や大霊のことを知れば知るほど、自分がつまらない小さな存在だと分かる。
シルバーバーチが謙虚に語ることが出来るのは、大霊と背後の高級霊団の存在を知り尽くしているから。

本当の意味での謙虚さとは、知識がないところでどんなに望んでも手に入らないものなの。

2019年5月26日日曜日

愛だけなんだ

愛によって結ばれた仲が死によって引き裂かれることは決してありません。神の摂理が顕幽の隔てなく働くと言われるのはそのことです。愛とは神の摂理の顕現であり、それ故にありとあらゆる人間の煩悩── 愚かさ、無知、依怙地、偏見等々を乗り超えて働きます。『シルバーバーチの霊訓(1)p150』

波長の法則は絶対。
地上は特殊な世界だけど、それでも、波長の合うもの同士が仲良くなるもの。
波長が合わなくなれば、法則通り離れていく。

でも、愛の法則はそれよりもっと絶対!
全ての波長を飛び越え全てを成就させる、宇宙最大のエネルギー。


愛は霊性の高低を越えて、法則通り互いを繋ぎ合うの。
だから、高級霊から援助が来るのも、愛の法則のおかげ。

愚かさな私にさえ、高級霊は「あばたもえくぼ」ばりに、愛を降り注いで、私を守ってくれている。
霊界が惜しみなく私に援助と保護をくれるからこそ、私も自信を持って愛の法則を行使する。

私と地縛霊たちを繋ぐのも「愛」という縦の繋がり。
愛の法則は顕幽の隔てなく次元も霊性も全てを越える。

2019年5月23日木曜日

霊力を第一に

真理はいかなる組織、団体よりも大切です。難しく考えることはありません。真理は極めて単純なのです。ところが人間はそれでは気が済まないのです。形式と慣習を好みます。よその形式と慣習を真似したがります。・・・よそが説教を始めると、自分たちも説教を始めます。
そんなことをしなくても、ただひたすら霊力を第一に考えておれば、大霊についての知識と霊的法則の普及のための合流点は、いくらでもあるのです。そのことが何より大切です。・・・ 忠誠を捧げるべきものは宇宙の大霊すなわち神と、その永遠不変の摂理です。『シルバーバーチ スピリチュアル・メッセージp165』

私は組織や団体を作らない。そういうものは、作りたい人が信念に燃えてやれば良いもの。どこの団体も組織や人間にも与しない。私にとっては大きな足かせになるだけ。
シルバーバーチ霊団が伝えた霊的真理は普遍的で極めて単純なの。
霊的知識も、心を開いた人なら誰でも納得する自然法則なの。

私は私のやり方でいい。
いつもそういうメッセージがくる。

2019年5月19日日曜日

落ちていく人たち

 率直に申し上げて、スピリチュアリズムの最大の敵は、外部ではなく内部にいる───つまり、生半可な知識で全てを悟ったつもりでいる人たちが、往々にして最大の障害となっているように見受けられます。
 悲しいことに、見栄と高慢という煩悩が害毒を及ぼしているのです。初めて真理の光に接した時の、あの純粋なビジョンが時の経過とともに色あせ、そして薄汚くなっていくのを見て、いつも残念に思えてなりません。一人ひとりに果たすべき役目があるのですが・・・
・・霊的真理を手にした時点で、二つのことが生じます。一つは、霊界との磁気的な連結ができ、それを通路としてさらに多くの知識とインスピレーションを手にすることができるようになることです。もう一つは、そうした全生命の根元である霊的実在に目覚めたからには、こんどはその恩恵を他の人々に分け与えるために、自分がそのための純粋な通路となるように心がけるべき義務が生じることです。
『シルバーバーチ 新たなる啓示p46』

霊的真理を知ると普通は謙虚になるはずなんだけど、欲が謙虚さの邪魔をして本当に本当にあっという間に道が逸れてしまうの
霊的真理を手にしたら、かなり多くの知識とインスピレーションを貰える。これは本当。全部霊界のおかげなの。
問題はこの後。インスピレーションを自分のだと勘違いしてしまうがち。

霊界の純粋な通路であろうとする努力は、所詮自分一人の力では無理。
援助を求める祈りが本当に必要なの。

2019年5月18日土曜日

死後の世界

死んで霊界へ来た人は───初期の段階においては───地上にいた時と少しも変わりません。肉体を棄てた───ただそれだけのことです。個性は少しも変わりません。性格はまったく一緒です。習性も特性も性癖も個性も地上時代そのままです。利己的な人はあい変わらず利己的です。貪欲な人はあい変わらず貪欲です。無知な人はあい変わらず無知のままです。悩みを抱いていた人はあい変わらず悩んでいます。少なくとも霊的覚醒が起きるまではそうです。
 こうしたことが余りに多すぎることから、霊的実在についてある程度の知識を地上に普及させるべしとの決断が下されたのです。そこで私のような者が永年にわたって霊的生命についての真理を説く仕事にたずさわってきたわけです。『シルバーバーチの霊訓(7)p24』

肉体本能を捨てれば今より幸せになれるか、というのはそうでもなくて、地上を去れば全ての苦しみがなくなるのもありえない。
死後の世界は心で思うことが全てなのだから。
肉体に由来する痛みや不自由が無くなる点は良いだろう。
しかし、心の醜さは、肉体がない分、激しい痛みとして感じるもの。

2019年5月17日金曜日

傍若無人っぷり

進化のどの段階にある人でも、暗闇を歩むよりは光明の中を歩むのが好ましいにきまっています。無知に振り回されるよりは正しい知識で武装する方がいいにきまっています。知識の追求は理知的な人間にとっての基本的な人生の目的であらねばなりません。
迷信・偏見・不寛容・頑迷といった低級な性向は、それに反撃し退却せしめるだけの知識がないところでは、傍若無人に振舞います。ですから、学ぶという態度を忘れて〝私はもうここまでで結構です。これ以上は進む気はありません〟などと言ってはなりません。
知識は掛け替えのない宝です。人生の全体を視界におさめて、いかに生きるべきかを教える羅針盤のようなものです。『シルバーバーチ スピリチュアル・メッセージp234』

上には上がいるって知らないから、傲慢な態度が取れるんだろうな。
自分だけが正しいって思うから、寛容になれないんだろうな。
何でも疑わず、理性を働かせないから迷信がはびこるんだろうな。

結局、正しい知識がないから、人は傍若無人に振る舞うんだ。

学んでいけばいくほど、大霊の完璧さが見えてきて、反比例するかのように、自分の未熟さを痛感するの。

サウロ(望まれた者)が回心して、パウロ(小さき者)に改名したの、分かるわ~。
私も改名したいもん。

2019年5月15日水曜日

豚に真珠

〝豚に真珠を与える勿れ〟と言ったイエスの真意は何だったのでしょうか。

「自分では立派な真理だと思っても、受け入れる用意のできていない人に無理やり押しつけてはいけないということです。拒絶されるから余計なことはするなという意味ではありません。それなら、イエスの生涯は拒絶されることの連続でした。そんな意味ではなく、知識・真理・理解を広めようとする努力が軽蔑と侮辱をもって迎えられるような時は、そういう連中は見る目がないのだから、無理して美しいものを見てもらおうとせずに、手を引きなさいという意味です」
『スピリチュアル・メッセージp239』

まるごと拒絶されるの分かっているから、余計なこと出来るだけ言わないようにしていたの。

でも、イエスさまが拒絶され続けた人生だったのならば私も真似する。拒絶されても平気の平助になる。
人に重きを置かないもの。大霊と霊界に心を合わせているもの。

霊的真理をねじ曲げて都合よく解釈したり、自分を良く見せるために粉飾したり・・・
そんな人達は、本当の霊の威力を知らないのだから、さっさと私のほうから手を引く。

これでいいっ・・てか、これしかないもの。

2019年5月14日火曜日

公正の原理

悲しいかな、苦しめられるのはいつも罪のない側です。が、自然の摂理は曲げられません。殺人を犯せば殺した方はその償いをしなければなりませんし、殺された方にはその犠牲の埋め合わせがあります。埋め合わせの原理は間違いなく働きます。神は一人一人の人間にきちんと賞罰が計算されるように公正の原理を定めておられます。『シルバーバーチの霊訓(10)p204』

本当に痛ましいニュースばかり。
いつも殺される側、苦しめられる側は罪のない方だから・・・・

同情しすぎて悲しいけど、大霊が完璧な愛と公平と叡智の権化なのは知っているから、永遠の命のどこかで釣り合うような、何らかの「埋め合わせ」を手にするはずだって信じる。

2019年5月13日月曜日

必要な物質は必ず手に入る

たちには人間世界の困難な事情、問題、そして欲求のすべてをよく理解しております。物的な世界に住んでおられるのだということを十分認識しております。そこで、奉仕的な仕事に打ち込んでおられる方が食べるものや飲むものに事欠くことのないように、その供給源との連絡を取りもっております。必要最小限のものは必ず手に入ります。『シルバーバーチの霊訓(10)p140』

物質より精神のほうが上だけど、それより何より霊が一番上。
背後霊の導きと援助は完璧。金銭とか将来とか全く考えなくていいんだ。霊的真理を知ってると心配事が減るわ。

背後霊に供給源を委ねたら、シンプルで楽(なはず)

2019年5月8日水曜日

愛は本来あるべき所に帰るもの

キャノン───私の背後霊として集まるのは霊的真理をよく理解した霊ばかりでしょうか。

「もちろんです。ただし、援助を必要とする霊があなたのもとに連れて来られることはありますよ」

キャノン───その種の霊には手を焼かされますね。

「まったくです。でも、そういう迷える霊を暗闇から光明へと導いてあげる上で手助けとなることは、とても光栄なことです。気の毒な霊たちでして、すでに死んでいるのに、波動的には霊界よりも地上世界の方に近いのです。」『シルバーバーチ 新たなる啓示 p84』

どうしたら良いのか分からない迷い霊を、できる限り援助して、本来の住処である霊界へ戻ってもらいたいなっ、て思うけど、それさえも無理な霊もいる。

見守っているはずの守護霊や愛着のある仲間霊、背後霊が見えない。光が通らない。

人生に失敗して発作的に自殺でもしたのかな。

幽界に入れないのなら、せめてあなたを失って悲しんでいる人のもとへ帰りね。

きっと、後悔と自責の念にかられて、いたたまれないだろうけど、その苦しみが迷える霊の霊性を向上させ、次の転生での強力な盾となるわ。

愛が本来あるべき所に帰るように、あなたも本来帰るべき人のもとへ帰るべきなの。
罪が許されたら霊本来の住処へ行けるから、大霊を信じて、安心して・・・

2019年5月7日火曜日

シルバーバーチの祈り

ああ、真白き大霊よ。
わたしたちに生命を賦与してくださったことに深く感謝いたします。なぜなら、それはわたしたちの霊をあなたの霊の中へ融合させることによってわたしたちにもあなたの無窮の目的に参加することを可能ならしめ、あなたのご意志を顕現し、あなたの愛と叡智と真理と知識とを啓示する大事業のお手伝いをさせていただくことになるからでございます。

ああ、大いなる神よ。
わたしたちは宇宙に顕現せるあらゆる生命現象を通して啓示されているあなたの無限の相に対して感謝の言葉を捧げるものです。又わたしたちは“愛の橋”を通って“死の淵”を越える機会をお与えくださったことにも感謝の念を捧げます。

物的身体に宿る者であろうと霊の界層に生を営む者であろうと、あなたとあなたの子等のために進んで我が身を役立たせんとして励む者に対する感謝の気持を、わたしたちは御前に捧げるものです。

又あなたの神性を生活の中で体現している人たち、また彼らの理想とするところ、彼らの気高さ、彼らの犠牲的献身が、彼らより低き進化の階梯にある者への霊的感化となっている人たちへの感謝の気持を御前に捧げます。

人類の歴史のあらゆる時代において子等に明かされた、あなたご自身ならびにあなたの無窮の目的についての啓示に対しても、わたしたちは御前に深甚なる感謝を捧げます。そのために捧げられた殉教と英雄的行為のすべて、先駆者ならびに改革者のすべて、同時代の同胞を高揚せんとして腐心した人たちのすべてに対する感謝の気持を御前に捧げます。

あなたからのインスピレーションを啓示し人類に霊的摂理を理解せしめんと努力した人たち、又、同じ地上に身を置くがゆえにこそ同胞に恩恵をもたらすことができた人たちのすべてに対する感謝の気持を御前に捧げます。

物的世界と霊の世界との通路となっている人々――たとえその多くは無意識であっても――永遠の生命の大目的についての理解を深めさせる上で力となっている人々のすべてに対する感謝の心を御前に捧げます。

あるいは教会、あるいは寺院と、その場所を異にし、さらには宗教と名のつくものを標榜することなく、ただひたすら己の内部の最高のものを発揮せんとしてあなたを求めている謙虚にして潔き人たちへの感謝を御前に捧げます。

ああ、真白き大霊よ。
地上の愛する者たち――あなたの子等に知識と真理とを授け自らを霊的束縛から解放する方法を教えようとするわたしたちの仕事の忠実なる助力者たち――その人たちのために尽力することによってあなたに奉仕するこの機会をお与えくださったことに、わたしたちは感謝の意を捧げるものです。
願わくばこの交霊会ならびに他の交霊の場において行われることが人類により多くの知識を与え、それが友好と親善と平和の中での暮らしを生み、その暮らしの中で永遠の大霊たるあなたの無限の愛を発揮するようになる日の到来を一日でも早めることになりますように。

ここに、あなたの僕インディアンの祈りを捧げます。そしてこの祈りが一日も早く現実のものとならんことを。
『シルバーバーチ 霊性進化の道しるべp79』

シルバーバーチの祈りは余りにも美しく崇高で気高い。
時代も民族も信心も人格も霊格も、何一つ分け隔てなく、全ての人が施した善行への賛辞と感謝を、溢れる愛に包んで大霊に捧げている。

人と人との間に垣根など何一つないって、このシルバーバーチの祈りで気がついたの。

シルバーバーチはスピリチュアリストに話しかけているのではない。
大霊と同じく、全人類に訴えているの。

シルバーバーチを慕っているとはいえ、私は何と偏狭な視野しか持っていないことか。
ありとあらゆる全ての存在が大霊であるように、私の心も広く高く、より多くの人々へ奉仕できますように・・・。

2019年5月6日月曜日

霊媒能力

霊媒能力は神聖なものです。いい加減な気持でたずさわってはならない仕事なのです。ところが不幸にして、大半といってよい霊媒が自分の能力を神聖なものとは自覚せず、苦しむ者、弱き者、困り果てている人たちのために、営利を度外視してわが身を犠牲にするというところまで行っておりません。
また、真理の啓示を受けた者――長いあいだ取り囲まれていた暗闇を突き破って、目もくらまんばかりの真理の光に照らされて目覚めたはずの人間の中にさえ、往々にして我欲が先行して、滅私の精神が忘れられていくものです。まだまだ浄化が必要です。まだまだ精進が足りません。まだまだ霊的再生が必要です。
真理普及の仕事を託された者にわたしから申し上げたいのは、現在のわが身を振り返ってみて、果たして自分は当初のあの純粋無垢の輝きを失いかけてはいないか、今一度その時の真摯なビジョンにすべてを捧げる決意を新たにする必要はないか、時の流れとともに煤けてきた豊かな人生観の煤払いをする必要はないか……そう反省してみることです。
霊力の地上へのいっそうの顕現の道具として、おのれの全生活を捧げたいという熱意にもう一度燃えていただきたいのです
『シルバーバーチ 霊的新時代の到来p291』

磔にされようと孤独になろうと、霊的真理を死守して良かったな。
私にとって霊媒能力は命よりも神聖なものだから。
私の人生の全てを捧げれるよう、霊界が着々と準備をしてくれているような気がする。まだまだ浄化が必要。まだまだ精進が足りない。まだまだ霊的再生するんだ。

2019年5月1日水曜日

悟りは悪銭苦闘の中で

・・・知識を獲得し魂が目覚め霊的実相を悟るということは最後はみな一人でやらねばならない──自らの力で〝ゲッセマネの園〟に踏み入り、そして〝変容の丘〟に登らねばならないのだということです。
 悟りの道に近道はありません。代りの手段もありません。安易な道を見つけるための祈りも儀式も教義も聖典もありません。いくら神聖視されているものであっても、そんな出来合いの手段では駄目なのです。師であろうと弟子であろうと新米であろうと、それも関係ありません。悟りは悪戦苦闘の中で得られるものです。それ以外に魂が目覚める手段はないのです。『シルバーバーチの霊訓(1)p112』

「悟り」とは頼りにする師や仲間がいては決して成し遂げられないものだと、悟ったの。