キャノン───私の背後霊として集まるのは霊的真理をよく理解した霊ばかりでしょうか。
「もちろんです。ただし、援助を必要とする霊があなたのもとに連れて来られることはありますよ」
キャノン───その種の霊には手を焼かされますね。
「まったくです。でも、そういう迷える霊を暗闇から光明へと導いてあげる上で手助けとなることは、とても光栄なことです。気の毒な霊たちでして、すでに死んでいるのに、波動的には霊界よりも地上世界の方に近いのです。」『シルバーバーチ 新たなる啓示 p84』
どうしたら良いのか分からない迷い霊を、できる限り援助して、本来の住処である霊界へ戻ってもらいたいなっ、て思うけど、それさえも無理な霊もいる。
見守っているはずの守護霊や愛着のある仲間霊、背後霊が見えない。光が通らない。
人生に失敗して発作的に自殺でもしたのかな。
幽界に入れないのなら、せめてあなたを失って悲しんでいる人のもとへ帰りね。
きっと、後悔と自責の念にかられて、いたたまれないだろうけど、その苦しみが迷える霊の霊性を向上させ、次の転生での強力な盾となるわ。
愛が本来あるべき所に帰るように、あなたも本来帰るべき人のもとへ帰るべきなの。
罪が許されたら霊本来の住処へ行けるから、大霊を信じて、安心して・・・