私が地縛霊なら

あなた方は大霊の一部です。大霊の愛と力のすべて、深遠なる叡智と知識と真理のすべてが、あなた方を待っているのです。神を求めて2千年前まで遡る必要はありません。神は今、ここにおられるのです。イエスの時代における神と同じ神が、同じ力を持って今、ここに存在しておられるのです。大霊の霊力の通路となるべき道具（霊媒・霊能者）は、ほとんどいません。あなた方キリスト教徒はなぜ２千年前のたった一人の人間に頼るのですか。・・・・『シルバーバーチの教え（下）P１３５』

私が地縛霊なら、イエスがきてもイエスだとは気がつかないことでしょう。

なぜならイエスの本当のお顔を知らないもの。
それに、聖書の教えは改ざんされているからと、イエスが何を言っても信じないでしょう。
イエスのお顔が見られないほどすごい光を伴ったとしても、悪魔も同じことが出来ると一笑にふすでしょう。

私という地縛霊を救うのは、ほんの少しの先を行っている人とか、親しい身内とか・・・。
少し上の人が少し遅れている人を救う、という、いつの時代にも変らない純然なる法則通り。

要は何を信じようと役に立つ有用な人間になれたら良いのですよね～。

あなたの存在そのものが役に立つ

多数の皆さんは、人類に役に立つ目的で再生をした経験をお持ちだ。それは必ずしも教会に行ったり善行したりということでなく、唯その再生が周辺の人々に喜びと慰めをもたらすということのために。たとえば生まれた家族のために、やがて親となって暮す家族達のために。また同様に多数の友人達のために。人は走りまわり精力を発散することでなく、神の子となることで最高の奉仕をすることが出来る。たとえば、庭の一隅に置かれた花のために、最高の花が開けるようにと、その花に光と温熱を与えてやることで。『ホワイトイーグル　霊性進化の道P188』

何か特別なことをすることじゃなくて、
手が届かないような奉仕に燃えることじゃなくて、
ただ、花のお世話だけでも最高の奉仕なんだってホワイトイーグルは言ってくれる。
それどころか、その人がいるだけで周囲が喜びと慰めになる、これも最高の奉仕だと言ってくれる。

本当の霊的真理とは、こういうものだと思う。

病気で動けない人も、精神が病んで仕事ができない人も、障害のために人の手を借りるしかない人も、全ての人に共通する真理でないと霊的真理とはいわないもの。