2019年12月7日土曜日

精神と霊の発達

人類は、物質と精神と魂のうちの、物質面だけが異常に成長してしまいました。他の二つの側面がそれについていってないのです。それが、利己主義という地上でもっとも厄介な罪を生み出すことになったのです。
さて、こうした事実から学ばねばならない教訓があります。それは、物質面での発達を、全面的でなくてもいいから、霊的ならびに精神的側面にも、ある程度は反映するようにならないかぎり、人類は、みずから生み出したもの、みずからの創造の成果を、平和的な生活の中で味わえるようにはならないということです。そうならないかぎり、地上には混沌と無秩序と不協和音が絶えないということです。善いことをしようという意欲を起こさせ、協調と奉仕の仕事ヘ鼓舞するのは、精神と霊の発達なのです。
精神と霊の発達は利己主義を滅ぼし、代わって霊的教訓をもたらします。精神と霊に宿された才能を開発し、その上で、物質的文明の産物を自分一人のためでなく他のすべての人のために活用するようになれば、いわゆる地上天国が実現します。地上世界のすべての人間が、自分より恵まれない人のために役立てる、何らかの才能をそなえているものです。『シルバーバーチ 地上人類への最高の福音p101』

善いことをしよう、奉仕をしようって思える人間を増やすことで地上が天国になるわ。

人類の霊性が高まると動物を愛し生命を大切にするから、肉なんて食べないし
お互いが奉仕しあうから、憎しみも生れず銃も刑罰もいらない。
欲ばりじゃないから、むやみやたらに自然を破壊せず、結果 地球温暖化も少しは収まるわ。

世の中にはありとあらゆる善を指向する活動があるけど、その活動を支えるためにも霊的真理が必要なの。

一人でも多く霊性が高い人を増やすために、私は霊的真理の普及をしなければならない。