2019年11月20日水曜日

魂が取り除こうとしている性質

ある人にとっての長所が、別の人には欠点となることもあります。未成熟な魂には、権力を追求することだけが正しい場合もあるでしょう。その時、人格と霊的な自己の間に葛藤は起こりません。しかし、彼らに正しいことも、師の教えを学ぶ、成長した弟子にとっては、間違いということもあります。それは、このような人の魂が、手に入れることではなく与えることを人格に求めるからです。
 ですから、人間の性質とは、本人の成長段階をよく考えずに、正誤の判断をされるべきではありません。
 私たちが悪だと思っていることが、別の場所では善になり得ます。
 しかし、病気になるということは、人格に魂が取り除こうとしている性質があることを表しています。なぜなら、そのような性質は、本人の成長段階よりも低いため、魂と釣り合いが取れていないからです。
『エドワード・バッチ著作集p227』

人は心が苦しい時、無理している時に病気になるもの。
これって、自分の魂が、今の自分の成長段階にそぐわない悪い性質を排除しようとするあらわれだもんね。