2019年11月11日月曜日

天気とスピリチュアリズム

───悪天候を急に晴天にするには神はどんなことをなさるのでしょうか。

 「急きょ人間が大勢集まって祈ったからといって、神がどうされるということはありません。・・・祈りは自然法則の働きを変えることはできません。原因と結果の法則に干渉することはできません。ある原因に対して寸分の狂いもない結果が生まれるという因果律を変える力は誰にもありません。・・・大自然の営みを変えようとして大勢で祈ってみても何の効果もありません」
・・・「私は世の中が邪悪であるとは思いません。罪悪への罰として神が雨を降らせるとは思いません。自然現象は人間の生活とはそんな具合にはつながっておりません。第一、三か月前と一週間前とで世の中の邪悪性に差があるわけではないでしょう。
『シルバーバーチの霊訓(3)p222』

───ダンケルクでの英国軍の撤退作戦のとき海が穏やかで、シチリヤ島での作戦のときも天候が味方してくれたと聞いておりますが、これは神が味方してくれたのでしょうか。

 「宇宙の大霊である神はいかなることにも干渉いたしません。法則、大自然の摂理というものが存在し、これからも永遠に存在し続けます。摂理の働きを止めたり干渉したりする必要性が生じるような事態はかつて一度たりとも起きていませんし、これからも絶対におきません。・・・」
 ・・・「何を根拠にしようと、神が自国に味方するかのように想像してはなりません。神とは法則なのです。 あなたが正しいことをすれば、自動的にあなたは自然法則と調和するのです。窮地に陥ったあなた一人のために、どこか偉そうな人間的な神さまが総力を挙げて救いに来てくれるような図を想像してはいけません。スピリチュアリストをもって自認する人たちの中にも今だにそういう風に考えている人が大勢います」
『シルバーバーチの霊訓(7)p79』

───インディアンには儀式のようなものをして、雨を降らせることができる人がいましたが、それには霊界の人がどのように関係しているのですか。何か関係があるのですか

「関係ありません。心霊的法則と霊的法則とは少し違うのです。まったく同じではないのです。・・・
 さて、かつてインディアンという民族は地上の物的現象に関係した心霊的法則についてよく知っておりました。純粋に物的な現象です。そして、腕のいい熟練したまじない師は、儀式によってその心霊的要素を引き寄せる能力を具えていたのです。
『シルバーバーチの霊訓(7)p125』

私は天気の神さまとは友達なんだって勝手に思ってるけど、その神さまとは自然霊と妖精さんたちなの。
あくまで自称友達だけど、強いて言えばこれはサイキック能力の延長かしらん。

皇室の行いが良いから霊界が天候を味方にしてくれたのは違うかもよ・・・少なくとも霊界は天候に影響しない。