2019年6月13日木曜日

四海同胞

お互いの血管を同じ血液が流れている────つまり同じ霊が各自の本性に潜んでいるということです。宇宙の大霊が私たちを一つの家族にしたのです。子供である人間が互いに差別をつけ、潜在する一体性に気づかず、かくして私どもが戻って来て、地上のいかなる組織・団体もそこに霊的実在の認識がないかぎり真の進歩は得られないことを教えてあげなければならないことになるのです。
 四海同胞、協調、奉仕、寛容───こうした精神こそ人生の基本であり、これを基礎としないかぎり真の平和はあり得ません。持てる者が持たざる者に分け与えることによって互いに奉仕しあい、睦みあい、援助しあうこと───この単純な真理は繰り返し繰り返し強調しなければなりません。これを個人としての日常生活において、民族としての生活において、そして国家としての在り方の中において実践する者こそ、人間としての本来の生き方をしていることになる───これだけは断言できます。『シルバーバーチの霊訓(2)p78』

四海同胞、協調、奉仕、寛容。
大霊を軸にすると、いとも簡単に発揮出来るの。
霊界では、協調と奉仕が当たり前だし。

だけど、どうしてこんな人間にとって当たり前のことが、自分や組織や団体や協議や信条を軸にすると、実践できないんだろうね。