ありとあらゆる治療法を試みてなお治らなかった患者が、もし心霊治療によって見事に治ったとしたら、それは奇跡ではなく霊的法則が働いた証と考えるべきです。地上でそれまで巡り合ったいかなる力にも勝る力を身をもって体験したことになります。 その体験によって魂がなんらかの感動を覚えたら──本来そうあるべきであり、そうならなかったら成功とは言えないというのが私の考えですが──それは霊的自我に目覚めたということであり、存在の意義を成就し始めたことになります。この根本的目標を理解していない人が一般の人はもとよりスピリチュアリズムの仕事に携わる人々の中にも大勢おります。スピリチュアリズムにおける様々な現象はそれぞれに意義があります。しかし、それはしょせんは注意をひくためのオモチャにすぎません。『シルバーバーチの霊訓（１）ｐ１２６』
何も分からない人たちには、サイキック現象も少々は必要なのかな。
幼児からおもちゃを取り上げたらギャン泣きするように....物理現象を追求する組織や個人から、急にそれを取り上げることは難しいみたいよ。霊性の成長を待つしかないもんね。
