2021年5月12日水曜日

思念の摂理

 タイタニックから始まった永遠の旅 <5章>良心の声

↑ここに書かれていることに、とても重大な摂理があるの。

それは、思念の摂理

簡単に言えば、 どのような人生を送ろうと、精神は平等、という法則。

例えば、親から不幸と不遇を引き継いで生きる人は、過酷な生活環境を改善できず、ひねくれた感情がどんどん積み重なって、レコード盤の溝のような人生を歩みがち。固定した思考パターンの中で生涯その不利な条件を引きずるの。

一方、恵まれた環境で育った人間も、レコード盤の溝ほどではないけど、“わだち”の上をだらしなく歩き続けるだけで、精神は沈滞の一途をたどるの。物的な悩みや苦しみがないというハンデが、精神的退廃をもたらすわ。

不遇な人は、恵まれた条件の下に産まれた人よりも生活が苦しく楽しみも少ないに決まっているけど、精神的には同じで、どちらが有利とは言えないんだって。

どちらの境遇であっても、人生の目的を知らなければ、死後の境遇は一緒。
シュールだわ。