2023年4月9日日曜日

投影された影

わたしたちはみんな、自分の中に、認めたくない部分をもっています。それがわたしたちの「影」です。自分の中にあるもっとも暗い領域は、ふだんはほとんど切り離されているので、それを見つけ出すには、「投影」を参考にするしかありません。
投影とは、無意識のうちに、周囲の世界に自分の影を投げかけることです。投げかけた影は自分のもとへ跳ね返ってきます。たとえば、行く先々敵意に満ちた人間に出会うという人は、たいてい、抑圧された敵意に満ちた「影」をもっています。口では、敵意など一度も感じたことがないと言っていても。
・・・自分の影がどんなものか知りたければ、他人に向けている非難に注意を払うこと。相手の中にその性質を見いだしているだけなら、それは投影ではありません。でも、その性質を非難していれば投影です。他人に向ける非難は、自分ももっているのに否定している性質の反映である可能性がありますから。別の言い方をすると、わがままだ、無礼だ、偉そうだと他人の態度を不愉快に思うのは、たいてい、自分の中にあるその性質を受け入れていないからです。・・自分の中にあるその性質を受け入れたら、同じような傾向を示す他人を見ても、あまり不愉快な思いをすることはなくなるでしょう。
『デニス・リン スピリチュアルレッスン P161』

ホワイトイーグルは 他人を非難したり批判しないようにっていうわ。

その理由の一つとして、デニス・リンの言う、「他人はあくまで自分の投影であること」が参考になった。

私がもっている悪い点を相手も持っている・・・

相手の欠点や未熟さや魂胆が見えすぎて嫌になることがあって、でも、それは投影を利用して自分の人格の一部として認めるためのツールになりうるってことで。